日本語を学ぶ 日本語教室で使える教材の紹介 地域日本語教室等との連携 就学前の子どもと親の支援 外国につながる子どもの支援 やさしい日本語
やさしい日本語は 優しくて易しい 日本語です。
「やさしい日本語」の「やさしい」には、「優しい」と「易しい」の2つの意味が込められています。
書く時は、
話す時は、ゆっくりわかりやすい
1995年1月に起きた阪神・淡路大震災をきっかけに、外国人への情報提供方法の1つとして「やさしい日本語」の取組が始まりました。
外国人だけではなく、子ども、高齢者、障害を持つ人など様々な人にとってもわかりやすい点で有効な伝達手段です。
やさしい日本語に関する資料
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン/出入国在留管理庁 文化庁
やさしい日本語での 情報発信について/横浜市
みなさんに知ってもらいたい言葉 やさしい日本語/YOKE
※「みなさんに知ってもらいたい言葉_やさしい日本語_第6版」は自由にダウンロードして利用いただけます。
ただし、加工しての利用は固くお断り申し上げます。
やさしい日本語/かながわ・こみゅにてぃ・ねっとわーくさいと(KANA COMMU)
やさしい日本語 での情報発信について/横浜市
「やさしい日本語の手引きを作成しました」/愛知県
外国人にやさしい日本語表現の手引き/埼玉県
やさしい日本語/公益財団法人しまね国際センター
やさしい日本語/やさしい日本語科研グループ
まずは日本語でこんにちは!/ひらがなネット株式会社
「やさしい日本語」書き換え支援ツール
「やさしい日本語」公文書作成支援システム/やさしい日本語科研グループ
「やさしい日本語」やさにちチェッカー/やさしい日本語科研グループ
「やさしい日本語」例文検索システム/やさしい日本語科研グループ
「やさしい日本語」で読むニュースNHK NEWS WEB EASY
動画で知る「やさしい日本語」
「やさしい日本語」についての動画は他にもたくさんアップされています。
「『やさしい日本語』動画」で検索してみてください。
見せ方の工夫もしてみましょう
ピクトグラムや絵を使うと伝わりやすくなります
「やさしい日本語」と併せて、絵や写真、ピクトグラムなど視覚的にわかりやすいものを一緒に使うことで更に理解しやすくなります。絵、写真、ピクトグラムはなるべく誰が見ても同じ理解ができるものを使用するようにしてください。正しく理解してもらえるかわからない場合は、外国人のみなさんから意見をもらうのも良いでしょう。
(参考)案内用図記号(JIS Z8210)(令和元年7月20日)/国土交通省
ユニバーサルデザインを参考にしてください
ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無、体格、性別、国籍などを問わずに利用できることを目指した建築・製品・情報などの設計のことをいいます。案内を作成するときにユニバーサルデザインと「やさしい日本語」を組み合わせることで更にわかりやすくなります。
(参考)わかりやすい印刷物のつくり方(ユニバーサルデザインの視点から)/横浜市
「やさしい日本語」は日本人だけの言葉ではありません
「やさしい日本語」は日本人だけが使う言葉ではありません。外国人のみなさんと一緒に使い、どのようにするとわかりやすいか、伝わりやすいか工夫を積み重なることでより良い「やさしい日本語」となります。ぜひ、外国人のみなさんの声や意見も取り入れてください。
日本語や日本について勉強している留学生にとって日本人と日常のやりとりをするのは難しいときもあります。やさしい日本語について話すだけでこの問題に気づくと私は思います。私たちは日本の人たちと話したいので、使う日本語が完璧かそうでないかは、問題ではないということを覚えておくことが大事です。間違えることもありますが、大丈夫です。ここでの最高の思い出は、地元の人たちと交流できたことです。だから一緒に頑張りましょう!
やさしい日本語びばいのブログ https://ameblo.jp/bibaiyasashinihongo/
「やさしい日本語」について外国人のみなさんの声
「やさしい日本語」に正解はありません
「やさしい日本語」は情報を伝えるための手段です。「やさしい日本語」=「子どもの言葉」ではありません。「やさしい日本語」は一方的な言葉でもありません。「やさしい日本語」には正解もありません。(出身 台湾)
敬語は使わない
敬語は使わないことです。基本、外国には礼儀などはあっても敬語という概念はありません。敬語で話されると変に緊張して会話が成り立たない経験がありますので、気軽に話しかけるのが良いと思います。(出身 ブラジル)
言葉を覚えることは自身の自立と住みやすさにつながる
「やさしい日本語」は外国人としてはやさしいと便利と思います。さらに誰も頼りなく自分の足で出かけられる。日本語も勉強なります。言葉を覚えると住みやすいなると思います。(出身 インドネシア)
まず、相手を理解する
それそれの国も違いますし、学習レベルも違います。日常的にどれくらい使う必要があるか、相手の日本人がどれくらい理解しているかどうか次第ですね。(出身 ミャンマー)
「やさしさ」を人によって変えてみる
人によってやさしさの度合いを変えるのが良いと思います。(出身 ブラジル)